歯磨き&口腔ケアでウイルス性感染症を予防
こんにちは。
東大和市駅(西武拝島線) 駅前の「8211 DENTAL CLINIC(ハニイイデンタルクリニック)」です。
歯磨きやお口のケア、毎日きちんと行っていますか?
歯磨きやお口のケアを徹底すれば、誤嚥性肺炎やインフルエンザなどの感染症を予防できることがわかっています。
とある調査では適切な口腔ケアを行うと、ウイルス性感染症の発症を10分の1まで減らせるという可能性が報告されています。
ウイルス性感染症予防の観点からも、口腔ケアの継続は重要です。こんなときだからこそ、毎日のお口のケア、見直してみませんか?
毎日の歯磨きは、むし歯予防や歯周病を予防する目的で行っていますよね。むし歯や歯周病も、細菌による感染症という一面があります。
そして、口内に細菌が多い不衛生な口内環境になると、侵入してきたウイルスが細胞へ付着しやすくなることがわかっています。
新型コロナウイルス感染症の原因となるウイルスも、インフルエンザの原因などと同様に付着する形式のため、口内ケアが付着防止に役立ちます。
歯を磨くと、むし歯や歯周病の原因となる細菌を減らすことができます。とはいえ、口内の細菌をゼロの状態にすることはできません。一度磨くと細菌は減りますが、48時間くらいで元の状態に戻ります。
つまり1日1~3回ほど磨くようにすれば、そのたびに細菌が減り、どんどん口内環境が衛生的になっていきます。
細菌やウイルスの感染から体を守るためにも、こまめに歯を磨いて清潔な口内環境をつくりましょう。
唾液中にウイルスや細菌が含まれていますので、歯磨きをする際は飛沫が人にかからないように気を付けましょう。
家庭でも、家族と一緒に歯磨きするのは避けたり、換気をしながら歯を磨いたり、また、歯ブラシ同士が触れあわないように離しておくなどの配慮が必要です。
そして、歯を磨くタイミングでもっとも大事なのは就寝前です。睡眠中は口が乾燥し、細菌が繁殖しやすい時間帯だからです。
夜寝る前は、歯間ブラシやデンタルフロスを取り入れた念入りな歯磨きを行うようにしましょう。
さらに、3~4カ月に一度は歯科医院に通い、検診と蓄積汚れのクリーニングを受けるようにしてください。正しい口腔ケアを行って、感染症の防止に努めましょう。