どの歯が痛いのか?言い当てるのは難しい?
こんにちは!土曜日、日曜日も診療をしている8211DENTAL CLINICです。
歯の痛みは本当に嫌なものです。口全体にひろがり、どの歯が痛いのかは自分でさえ分からなくなることがあります。
前歯など、どの歯が痛いのかはあまり間違える事無く言い当てても、奥歯に行くほど正解率は
低くなります。歯を刺激して、どの歯を触れたかを回答する実験を行ったところ、3~5本の範囲内の歯を回答して、とくに1歯前方の歯と間違えやすく、第二大臼歯(前から7本目の歯)では、その手前の第一大臼歯と勘違いする人の方が多くなるという結果があります。
ときとして、上下の歯痛の区別さえできなくなります。
下の奥歯に虫歯があって痛みに原因となっていても、上の歯が痛いと錯覚を起こしたり、
またその逆も珍しくありません。
上の歯の痛みは顔面の知覚、運動をつかさどる脳神経である三叉神経の2番目の枝、
下の歯の痛みは三叉神経の3番目の枝によってそれぞれ伝えられます。同じ神経から伝達される信号を脳自身が正確に判別できなくなっているからです。
私たちが、どの歯が痛いのか言い当てるのは難しいのは当然です。
そのようなことから、トラブルを起こしている歯を的確に診断するため
8211DENTAL CLINICでは、上下の歯を同時に見ることの出来る口全体のレントゲン写真を撮る事をお勧めしております。
問診を行い患者さんの主訴をうかがい、お口の中の状態を確認します。
この時に、画像映像が必要かどうかを歯科医師が判断します。
画像診断が必要と判断した場合は、患者さんに説明し画像撮影の同意を頂きます。
撮影後、歯科医師の診断を患者さんに説明し、そして、治療計画や、治療方法をご説明させて頂きますので安心して来院していただけます。