コラム|東大和・立川・小平エリアで歯科・歯医者をお探しの方は8211(ハニイイ)デンタルクリニックへ

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ニュースでも取り上げられている歯周病とは

ここ最近ニュースでも取り上げられている歯周病について皆さんはご存知でしょうか。

歯周病は口腔内だけでなく全身の生活習慣病にも悪影響があるとされています。

 

 

 

歯周病チェック


こんなときありませんか?

  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする
  • ブラッシング時に出血する
  • 口臭が気になる
  • 歯肉がむずがゆい、痛い
  • 歯肉が赤く腫れている(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
  • かたい物が噛みにくい
  • 歯が長くなったような気がする
  • 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた、食物が挟まる

 

 

 

 

歯周病とは


プラークという歯につく細菌の固まりにより引き起こされます。プラークにより歯ぐきに炎症が起こると、歯と歯ぐきの境目の溝が深くなって、歯周ポケットができます。このポケットの中にまでプラークの細菌が入り込んでしまうと、歯ぐきの深い部分にも炎症が広がります。やがて炎症は歯を支えている骨などの組織に近づき、骨が吸収されていきます。症状の進行とともに歯がぐらついていき、最終的には抜けてしまいます。

 

 

 

 

歯周炎と歯肉炎の違い?

人の口の中にはおびただしい数の細菌がいます。歯磨きが上手くいっていないところには、最近が集まってきて細菌の固まりができます。これが歯垢、またはプラークと呼ばれているものです。これが歯と歯ぐきの境目の部分に長い間くっついていると、歯周病菌といわれるものが増えていきます。それらの菌は、主に血液中のタンパクなどの養分としているので、毒素を出して体の組織内に入り込もうとします。

 

 

人間の体は内部に外敵が入り込もうとすると、白血球をはじめとした「予防軍」をその場所に動員します。

そこで体と細菌が戦うわけですが、戦場となった歯ぐきは、「焼野原」のような状態になります。この状態が「炎症」です。

実際には歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなります。

「予備軍」がなんとか細菌を食い止めようとしても、プラーク細菌が増えれば体の方はだんだん不利になって後退していきます。結果、歯ぐきが下がり、歯周ポケットができてしまうのです。

 

 

 

ポケットができると、細菌はさらに暴れるようになり、炎症がより深いところませ進んでいきます。すると、歯を支える骨などの部分に近づき歯を支えている骨が炎症から逃げようとして、吸収されていきます。これが「歯周炎」です。

 

この状態になるとさらにポケットは深くなり、炎症も拡大し、やがて歯の根元まで進んでいき、最終的には歯が抜けてしまうのです

 

 

 

 

 

メンテナンスで歯周病再発を防ぐ


メンテナンスでは歯周炎が再発していないかチェックをしたり、普段の歯磨きができているかを確認したり、歯のクリーニングをおこなっています。患者さんお一人お一人にあった歯ブラシなどもご説明しています。

歯によっては複雑な形をしているものもあります。ブラッシングが不十分だと4~8週間ほどで後戻りしてしまいます。治療が済んだからと言っておざなりにしてはいけません。

 

 

 

 

 

さいごに


 歯肉の炎症が全身に多くの影響を与えることは昨今の研究で明らかになってきています。歯周病も糖尿病も生活習慣病ですから互いに深い関係があって不思議ではありません。

毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります

歯医者は口腔内の変化をみる事のできるプロです。口腔ケアも自分一人できちんと行うのは難しいと言われています。

 

コロナ禍でしばらく歯医者を避けていた方や、お痛みや気になるところがない方も、一度検診をご検討ください。