舌の役割について
こんにちは!土日も診察している8211DENTALCLINICです。
みなさんは『舌の役割』をご存じですか?
1つは、「味覚を感じる役割」舌の表面にある味蕾(みらい)という所が
甘い・苦い・酸っぱい・しょっぱいなどの味を感じることができます。
2つめは、「咀嚼(そしゃく)と嚥下(えんげ)」口に食べ物を入れてから舌が食べ物を
歯と歯の間に移動させます。そして、歯で小さくなるまで咀嚼できるように動き口の中にある
食べ物を集めて咽頭に送り込みます。
3つめは、「発音」私たちが発する言葉にも舌が深く関わっています。
言葉の発声は肺から押し出される空気が気道を通るとき、普段は開いている声帯が
狭まることにより空気が振動し、口の中の共鳴によって様々な音に変化させてつくられます。
最後に「歯並び」です。
舌が特定の歯を押してしまう癖や、舌が左右どちらかに偏ることが続くと歯並びが乱れてしまうことがあります。
ほっぺたの筋肉の圧力と、舌の圧力で内外からの均衡を保って歯並びを安定させている仕組みを
バクシネーターメカニズムといいます。このように、実は舌も重要な役割を担っているのです!
舌は、口内炎だと思っていたものが実は舌ガンだったり、無意識でしていた歯ぎしりによって
歯型が付いて傷んでいることがあり治療が必要になります。
歯科は歯だけでなく、舌の定期健診も重要なんです!
お口の中で気になることがあればぜひ当院にご相談ください!